最低人気の Guignol バイエルン大賞制す
1日(火)にミュンヘン競馬場で行われたバイエルン大賞 Grosser Preis von Bayern(2400m, G1, 3歳上)を制したのは、なんと最低人気の Guignol でした。
1番人気の Savoir Vivre(サヴォワヴィーヴル)と同馬主(Stall Ullmann)、同厩舎(J. Carvalho)ながら、これまで重賞未勝利であったために最低人気の低評価だった Guignol。レースでは、テンポよく逃げ、最終コーナーを回る頃には2番手以下に大きなリードをとって、そのまま長い直線を押し切りました。
懸命に追い上げた2着の Racing History、3着の Hawkbill はともにイギリスからの遠征馬。
今年の古馬戦線で常に上位争いをしてきた Iquitos は、前走のオイロパ賞からの巻き返しはならず4着。こちらの公式の記事によれば、「このあと問題なければジャパンカップへ向かう」と Gröschel 師は語ったとのことです。
2番手追走から5着と敗退した Savoir Vivre はまた来年仕切り直しです。半年後に成長した姿を期待しましょう。