独1000ギニーを制したのは英調教馬Nyaleti
27日(日)にデュッセルドルフ競馬場で行われたGerman 1000 Guineas(独1000ギニー)は、イギリス調教馬のNyaletiが1番人気に応えて快勝しました。鞍上はJoe Fanning騎手。
2着は、前走で今回と同じ舞台の準重賞を制したドイツのMalakeh。まだキャリア4戦で、今後の活躍が期待されます。
最低人気のAncient Spiritが独2000ギニー制す
21日(月)にケルン競馬場で行われた独2000ギニーMehl-Mülhens-Rennenを制したのは、なんと最低人気のミナリク騎手鞍上のAncient Spiritでした。
3角手前あたりから一気にポジションを押し上げてハナを奪い、そのまま直線は独壇場。ミナリク騎手の好騎乗が光りました。
Well Timed 独オークスへ向けて前進
19日(土)にデュッセルドルフ競馬場で行われた準重賞BMW Preis Düsseldorf(独オークスのステップレース)を制したのはミナリク騎手鞍上のWell Timedでした。
Well Timedはこれで3戦2勝。際どい勝負でしたが、3歳になり距離を伸ばしてから2連勝と勢いに乗っています。
おそらくこのあと独オークストライアルを使ってから本番へ向かうことでしょう。
レース後、検量室前で惜しくも2着だったJozef Bojko騎手と何やら話をしていました。
Gerling-Preis 伏兵Oriental Eagleが大外からの完勝劇
6日(日)にケルン競馬場で行われたGerling-Preis(2200m, G2, 4歳上)は、伏兵Oriental Eagleが文字通り外ラチ沿いから逃げ切りを果たしました。
レースはOriental Eagleが逃げ、1番人気のDschingis Secret(昨年の年度代表馬)や2番人気のWindstoß(昨年の独ダービー馬)は中団に位置する展開。余裕をもって直線を向いたOriental Eagleでしたが、外ラチに向かって走り、内で競り合っていたColomano(昨年の独ダービーで1番人気)やWindstoßと離れた勝負になったものの、振り切って逃げ切り勝ち。衝撃的な内容でした。
なお、Dschingis Secretは7着とシンガリ負けを喫しました。公式の記事によれば、「乾いた馬場は合わない」とAdrie de Vries騎手は語ったようです。
3歳重賞Dr. Busch-Memorialを制したのはミナリク騎手鞍上のKronprinz
本日22日、クレフェルト競馬場で行われた3歳重賞Dr. Busch-Memorialを制したのは、ミナリク騎手鞍上の人気薄Kronprinzでした。1月に逝去したポルク騎手が前走で騎乗していました。ミナリク騎手はきっと特別な想いで騎乗していたことでしょう。
2着は昨年の独ダービー馬Windstoßの半弟Weltstar。偉大な兄もこの時期はまだ準重賞を勝ったばかりでしたから、今後の成長に期待です。
ケルンの独1000ギニートライアルはBützjeが7馬身差の圧勝劇
15日(日)、ケルン競馬場にて独1000ギニーのトライアルであるKarin Baronin von Ullmann – Schwarzgold-Rennenが行われました。
7馬身差の圧勝劇を見せたのは3番人気のBützje。観客だけでなく鞍上のAndreas Helfenbeinをも驚かせました。
Bützjeはこれで4戦2勝。休養前の2歳G3戦では勝ち馬から22馬身離れての6着でしたが、冬を越えて大成長を見せました。
ちなみに、Bützjeとはケルン訛りの方言でキスのことです。