3歳重賞Dr. Busch-Memorialを制したのはミナリク騎手鞍上のKronprinz
本日22日、クレフェルト競馬場で行われた3歳重賞Dr. Busch-Memorialを制したのは、ミナリク騎手鞍上の人気薄Kronprinzでした。1月に逝去したポルク騎手が前走で騎乗していました。ミナリク騎手はきっと特別な想いで騎乗していたことでしょう。
2着は昨年の独ダービー馬Windstoßの半弟Weltstar。偉大な兄もこの時期はまだ準重賞を勝ったばかりでしたから、今後の成長に期待です。
ケルンの独1000ギニートライアルはBützjeが7馬身差の圧勝劇
15日(日)、ケルン競馬場にて独1000ギニーのトライアルであるKarin Baronin von Ullmann – Schwarzgold-Rennenが行われました。
7馬身差の圧勝劇を見せたのは3番人気のBützje。観客だけでなく鞍上のAndreas Helfenbeinをも驚かせました。
Bützjeはこれで4戦2勝。休養前の2歳G3戦では勝ち馬から22馬身離れての6着でしたが、冬を越えて大成長を見せました。
ちなみに、Bützjeとはケルン訛りの方言でキスのことです。
今年最初の重賞を制したのはシュタルケ騎手
8日(日)、Frühjahrsmeileという春の風物詩とも言える古馬のG3マイル戦がデュッセルドルフ競馬場で行われました。6頭立てながら現在のドイツ国内のトップマイラーが集い、今年のマイル戦線を占う一戦となりました。
このレースを制したのは昨年の覇者Wonnemond。最重量の59キロを背負いながらも、鋭い末脚で抜け出しました。鞍上はシュタルケ騎手。ドイツ国内で今年最初の重賞を制し、さすがの役者ぶりでした。
ケルン競馬でPietsch騎手が3勝の大活躍
2日(月)に開幕したケルン競馬で、大活躍を見せたのは Alexander Pietsch 騎手でした。
この日のメインは古馬による2100mの準重賞 Grand Prix-Aufgalopp。昨年11月にG3を制した Veneto はPietsch 騎手を鞍上に2番人気も、蓋を開けてみれば大楽勝。今年のさらなる活躍が期待できる競馬でした。
Pietsch 騎手はこの他にも第2レースと第7レースも勝利。第7レースのゴール前では喜びを表現させました。
2017年の年度代表馬はチンギスシークレット
2日(月)のケルン競馬にて、2017年の年度代表馬、Galopper des Jahres 2017 が Dschingis Secret(チンギスシークレット)であることが発表されました。
チンギスシークレットは昨年ゲルリンク賞(G2)での圧勝を皮切りに、ハンザ大賞(G2)、ベルリン大賞(G1)、フォワ賞(G2)を制覇。凱旋門賞に挑戦もし、年間を通じての活躍が認められました。
ドイツの芝競馬シーズン開幕
先週の日曜日、ドイツの芝競馬シーズンがデュッセルドルフ競馬場とマンハイム競馬場で開幕しました。
デュッセルドルフ競馬場ではシュタルケ騎手が早くも2勝。リーディングジョッキー奪還、そして再び日本での短期免許取得に期待がかかります。
現在のリーディングジョッキーは9勝のミゲル・ロペス騎手。ロペス騎手もこの日デュッセルドルフ競馬場で2勝を挙げました。冬の間の騎乗が冴え、例年以上のペースで勝ち星を重ねています。
以下はシュタルケ騎手、ロペス騎手、場内の様子の写真です。